ローマ法王のすごいところ

今年の四月、シリア人難民3家族(計12名)が、カトリック教会のフランシスコ法王によって、ローマへ受け入れられました。シリア人難民の彼らは生活先を提供されただけではなく、新しい国で自立した生活をおくることができるよう、イタリア語を学ぶ機会や、文化を学ぶ移民向けイタリア教室に通い、日々勉強をすることが提供されています。
フランシスコ法王は、カトリック教会のローマ司教であり、全世界のカトリック教徒の精神的指導者です。さらに、ヴァティカン市国の元首でもあります。このような偉大であり、大きな権力を持つフランシスコ法王の行動は、世界へ非常に強い影響をもたらします。法王の行っている「弱いものを受け入れ、弱いものに対して名誉を送る」という行動は、イエス・キリストの教えと合致しています。イエス・キリストは、「神は弱いものを選ぶ」と残しています。いろいろな意見がぶつかり合うような今の時代でも、正しいことを法王が率先して行っている姿を広めていくことで、今回の事例のように、シリアの難民10名だけでなく、世界中の難民の希望となっていると思います。少数派や、弱い組織に対しての最高権力者の積極的な行動が世の中の模範であり、世界をよりよくするために必要なことだと思いました。